はるのリベンジ
はる「はぁ・・・。はぁ・・・。はぁ・・・。すみません。先ほど、こちらに連れてこられた、花村 徳治の娘ですっ!何かの間違いなんです!父が捕まるようなことは何一つしておりませんっ!どうか、お許しを!」
すると、中から、男が出てきた。
はる「あのっ!」
男「あいつは、長州の間者だ!お前、あいつの何だ?」
はる「私のちちっ・・・。」
後ろから、井原様が、私の口を押さえた。
井原「すいませんねぇ。この子、酔っ払ってしまって・・・。」
そのまま、ズルズルと引きずられる。
そして、道場に帰ってくると、井原様に怒られる。
井原「あほっ!死にたいんかっ!あんなとこで、娘なんて言うてみ!今頃、どうなってたかわからんでっ!あいつらの敵は長州や!ええか?あいつらの前には、絶対、行ったらあかんで!」
はる「では、父は・・・。父は、どうなるのですか?」
井原「長州の間者やと疑われて、連れて行かれた・・・。生きて帰ってこれたらええんやけど・・・。」
はる「そんな・・・。」