はるのリベンジ
部屋に入ると、褥の上に寝かされ上から覆い被される。
薄暗い行灯の灯りが、沖田助勤の顔を照らし、色っぽい。
はる「あの・・・。」
沖田「梅ちゃん・・・。今宵は、おはるちゃんって呼んで良い?」
はる「だ、ダメでっ。」
言い終わる前に、唇を奪われる。
何度も、啄んで甘く吸われる。
チュッ。という音と共に、また、唇を重ねられ、帯に手がかかる。
舌を絡め取られて、深い口付けになる。
これは、本当にマズい!!
着物を剥がされたらおなごというのがバレる。
抵抗するものの、沖田助勤の力は強い。
帯が緩められ、肩を撫でられ着物をずらされ唇を這わせられる。
はる「沖田助勤!こんな事したら、はるに会わせませんっ!!」
沖田助勤の動きがピタリと止まる。
沖田「・・・。ヤダ・・・。」
はる「じゃ、じゃあこんな事はやめて下さい!」
沖田「・・・。わかった・・・。」
すると、沖田助勤は、私を抱きしめて眠る。
しばらくすると寝息を立てる。
はる「よし・・・。寝た・・・。」
私は、そっと、沖田助勤の腕から抜けると、部屋を出た。