はるのリベンジ






沖田助勤が、この日から変になった。



金平糖を取ったら、物凄い剣幕で怒ってくるのに一向に怒ってこない。



それどころか、毎晩、誰かの部屋にお酒を持って、夜中まで話している。




なんか、怪しい。



これは、 諾士取調兼監察方として、調べるに値する案件だ。



コッソリ天井裏に潜り込んで伺う。



はる(えっ!?)


声が出そうになり、慌てて、口に手を当てる。



そこに見えたもの・・・。





それは、沖田助勤と、藤堂助勤が絡み合っていて、それを、原田助勤と、永倉助勤が教示している。



まぐあいの教示!?



何で!?


うん。見なかった事にしよう。




私はその場から離れた。



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