俺様生徒会長の奴隷




「どうだか。」と笑った


「そうですかね?」


「俺、青雲とよく喧嘩してたし、

鈴風と剛雷がなかわるいときも
どうも思わなかったし
刃志呂となんか一年くらい話さなかったことあったよ」


な、なんですと!?
いきなりのカミングアウトにびびる
そんななかわるかったのか!

でも今はなかいいよね

「今はなかいいじゃないですか」



「…愛蝶のおかげかもね」


「…え?あたしですか?」

「…カレー食べたじゃん?
あの日みんなおもったと思うよ

こんなに俺ら仲良かったっけ?って」


と微笑んだ

優しい笑顔があたしの心を温める
「…そんな」


あたしにはみんな仲良くて楽しい人達って見えてた

「剛雷にいきなり飲み物出せって言われたとき青雲先輩が
みんなの好きなもの覚えてたんですよ

だからなんか…いいなって最初思ってました」







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