元ヤン彼女×冷酷彼氏 【完】

突然、目をキラキラし出すと言った。


「もうすぐで夏休み終わるじゃん?!ずっと補習ばっかで全然遊べなかったから、最後の日くらいどっか遊びにいこうよ！」


「…却下」


なんでこんなクソ暑いのにわざわざ遊ばなきゃいけねーんだよ。


「いいじゃん！遥っ！ね？お願い！」


と、上目遣いで懇願してきた。


「………どこ行きたいんだよ」


俺も甘くなったな。


「海！！！」


そう言うと目をキラキラ輝かせぴょんぴょんと飛び跳ねた。


もう何を言っても聞かねえな…