元ヤン彼女×冷酷彼氏 【完】
「じゃあね!いこっか、隼人」


私は遥に手を振った。


「誰だあの男……」


と、呟いていた。


「それにしても桃那、有馬先輩と知り合いだったの?」


「まあね~」


隼人は驚いているようだった。


「しかも結構仲良さそうだったし」


「あははっそんなことないって!遥すっごい冷たいし」


「なんだか妬けちゃうな~」


隼人は隣でニッコリ笑ったのだった。

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