元ヤン彼女×冷酷彼氏 【完】
もしかして……


昔の私を知っているってことは、喧嘩絡みの誰かの仕業ってこと…?


よくよく考えてみれば、あれだけ暴れ回ってたんだからいつかこうなることくらい予想は出来ていたはずだ。


浮かれすぎてたのかな私。


「誰がこんなことを!!!」


卑怯な手を使いやがって…


私はドアに張り付けられた紙を1枚1枚剥がした。


もし私の正体がみんなにバレたら…


奈々花……


考えただけで震え出した。
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