元ヤン彼女×冷酷彼氏 【完】
「片付けよう!」


その時、隼人がみんなに向かって声をかけた。


「誰の悪戯か分からないけど、みんなでもう一回作り直せばなんとかなるよ!」


立ちすくんでいたみんなが隼人の言葉を受け、やる気を取り戻していっていた。


「よーし!やるぞー!」


「何度だって作る!」


「やるぞー!!」


クラスのみんなが一致団結していた。


「桃那、俺たちもやろうぜ?」


「……うん」


そうは言ったものの今は何も考えるこかできなかった。
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