元ヤン彼女×冷酷彼氏 【完】
「よぉ、閃光」


電話の相手は男の声だった。


「…学校のことも生徒を襲ったのも全部あんた達なんでしょ?!なんでこんな酷いことを…!」


「酷いことだと?おいおい、今まで暴れまくってたお前が言う台詞かよ」


男は高らかに笑っていた。


「こんなことはもうやめて。私に用があるなら直接来なさいよ」


「くっくっく。それじゃあつまんねーだろ?」


「目的は一体なんなのよ!!」


「さあな?閃光、なんでお前学校なんて通ってんだよ?お前の居場所はこっちだろ?」


「お前に関係ない」
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