元ヤン彼女×冷酷彼氏 【完】
朝、学校へ来ると何か嫌な気配がした。


もしやと思い教室へ駆け込むと衝撃的な光景を目にした。


「これ、は………」


教室の黒板一面に私の写真が貼られていた。


そう、私が暴れていた頃の。


クラスのみんなの視線が集まる。


「これって…」


「登坂さんだよね」


そこら中でこそこそ話をしていた。


「なんで、これが……」


私は頭が真っ白になっていた。


もしや、これもあいつらの…
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