元ヤン彼女×冷酷彼氏 【完】
「ヒィッッッ…!」


たまに昔の言葉遣いが出てしまう。


有馬遥に会うまでにはなんとかこの口調を直さないとね…


「先生……私努力するから!どうしも行きたいんです!」


先生は先ほどの私に恐れ、コクコクと首を縦に振っていた。


それから私の地獄と言う名の勉強生活が始まった。


朝から晩まで勉強し、授業も真面目に受けた。


「待ってなさいよ有馬遥!絶対私も星城高校行ってやるんだから!」


そして、ついに私の長かった地獄は終わりを告げたのだった。
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