元ヤン彼女×冷酷彼氏 【完】
「てめーら!行けぇ!!!!!」


そして私たちの喧嘩が始まった…!


隼人の掛け声と共に男たちが一斉に私へと殴りかかってきた。


「桃那っ!」


遥の心配する声が響いた。


大丈夫、こんなやつら……!


私は殴りかかる拳をするりと全て交わす。


そして交わしざまに腹へ、頭へ、背中へ、相手の急所へと蹴りや拳を入れた。


「うっ…!」


男たちは呻き声を上げながらうずくまった。
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