元ヤン彼女×冷酷彼氏 【完】
な、なんだキスしないんだ…


いきなり何するのかと思った。


と、少し残念がる私がいた。


「王子……あなたのおかげで呪いが解けました。どうもありがとう」


「よかった…姫、僕の傍にいてくれないか?」


「えぇ、もちろんよ」


そして最後に2人は手を取り合って幕が下りるという予定だった。


しかし…


「きゃっ?!」


遥は私をお姫様抱っこしたのだった。
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