元ヤン彼女×冷酷彼氏 【完】
「なんせ有馬くんは全校1位の学力だからな」


「えぇ?!そうなんですか?!」


有馬遥がまさかそんなに頭のいい人だとは思いもよらなかった。


「有馬くんは我が校始まって以来の天才だよ」


先生はちょっと自慢げに笑っていた。


「しかしなんで登坂さんが有馬くんのことを?」


「あ、えっと色々ありまして。先生ありがとうございました!」


私はお辞儀をすると職員室を出た。


あの人そんなにすごい人だったんだ。


ますます会いたくなってしまう。
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