元ヤン彼女×冷酷彼氏 【完】
どうしよう、とりあえず有馬遥の教室へ行ってみようかな?


とりあえず2年生の棟へと向かい、有馬遥の教室を覗いてみた。


「やっぱいないか~」


教室内はすでに数人しかいなかった。


また、明日にでも来ようかな。


そう思い帰ろうとするところを少しチャラついた先輩たちと鉢合わせになった。


「あれ君1年生?こんな所でどうした?」


「え、ちょ、可愛くね?ねえねえ!名前は?」


「もしかして俺たちに用?」


数人の先輩たちは矢継ぎ早に私へと質問を投げかけた。
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