元ヤン彼女×冷酷彼氏 【完】
「そうだったんですのね♪」


私たちは楽しくお喋りをしながら帰った。


途中で別れると家に着いた。


私の家には誰もいない。


もうずっと一人暮らしをしていた。


お母さんは小さい頃に病気で亡くなって、お父さんは私を置いてどこかへ行ってしまった。


そのくせ、私が飢え死にしないように毎月決まってお金を振り込んでくる。


まあそのおかげでこうやって生活出来るわけなんだけど。


私はベッドへ倒れ込んだ。


「ふぁ~~」
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