元ヤン彼女×冷酷彼氏 【完】
それでもあの時の笑顔を思い出すと、何故か胸は高まった。
それに有馬遥は近くで見れば見るほどかっこよかった。
スラリと伸びる足、整った顔立ち、香水のいい匂いまでする。
「あ、その…助けてくれたお礼が言いたくて…」
そうだよ…イメージが崩れるとか関係ない!
私はこの日のために地獄の日々を頑張ってきたんだから!!
「あ、あの時は見ず知らずの私を助けてくれてありがとう!」
私は頭を下げた。
「…別に」
有馬遥は素っ気なくそう言い放っただけだった。
それに有馬遥は近くで見れば見るほどかっこよかった。
スラリと伸びる足、整った顔立ち、香水のいい匂いまでする。
「あ、その…助けてくれたお礼が言いたくて…」
そうだよ…イメージが崩れるとか関係ない!
私はこの日のために地獄の日々を頑張ってきたんだから!!
「あ、あの時は見ず知らずの私を助けてくれてありがとう!」
私は頭を下げた。
「…別に」
有馬遥は素っ気なくそう言い放っただけだった。