元ヤン彼女×冷酷彼氏 【完】
「てか、なんであんたみたいな頭の悪そうなヤンキーがここにいんの?」


「あ、あなたに会うために必死に勉強してなんとか合格したのよ!」


「くくっなんだそれ」


有馬遥は笑いを堪えていた。


「それと…」


私は深呼吸して気持ちを落ち着けた。


よし、今なら言える……!!


「私、ずっとあなたの笑顔が忘れられなくて…私、あなたのことがもしかしたら好「無理」


「え?」


全てを言い切る前に塞がれた。
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