元ヤン彼女×冷酷彼氏 【完】
「…ふん」


有馬遥は友達たちと奥の席へと入っていった。


「もう、なんでこうなっちゃうの」


「そんなに落ち込まないですの♪まだまだ話聞いてあげますの」


「奈々花~!ありがとう!」


私達はそれからも暫くガールズトークをして盛り上がった。


そのため有馬遥が時折、私たちのことを見ていたことなど、全く気付かなかった。


「遥、聞いてる?」


「あ、あぁ…」
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