元ヤン彼女×冷酷彼氏 【完】
「か、関係ないけど…でも気になったから」


遥どうしたんだろう…急に怒るなんて…


「だったらいちいち人の事詮索すんな」


カチンッ


その言葉に私の中の何かが外れる音がした。


「そんな言い方しなくてもいいじゃん!もしかして、人には言えない理由があって話せないとか?」


「……」


「へ~やっぱ図星じゃん。だから私に詮索すんなって言ったんだよね」


やめて…違う…


私が言いたいことはこんなことじゃない!
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