小鳥遊さんの愛し方





❁(初めましてな)秋斗side❁




小鳥遊ちゃんからお菓子を貰って、
弓道部を突然休むと言い出した千尋を探す。




図書室かな?




俺の予想は当たってた。

千尋は図書室で寝ていた。




「ちーひろ!」




俺がそう言っても全く反応しない千尋。




「俺、今回お菓子1つしかもらえなかったんだぜー?」




嘘だけどね。




「見てみて!小鳥遊ちゃんから~」




そういうと、千尋はガバッと起きた。




ほんっとに単純なやつだなぁ。




千尋の前でお菓子を見せびらかす。
うっわ…顔怖っ!




「まだ食ってないんだよな~」




と言いながら、お菓子の袋を開ける。




ごめんね、小鳥遊ちゃん。

最初は千尋に食べて欲しかったよね。









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