小鳥遊さんの愛し方








よろこんだのもつかの間、
すずは真尋と姉さんに捕まった。




俺はというと、3人を見てるだけ。




別に入ろうとも思わないけどね。




父さんも俺と同じ感じで、母さんは片付けと夜ご飯の準備をしてた。




「どうだ、すずちゃんは」




突然隣にいた父さんにそう言われて、
ちょっとびっくりしたけど平然を保つ。




「どう、っていうのが順調かっていう質問前提で話すとしたら順調だよ」




そういうと、父さんは満足そうに頷いた。









< 86 / 157 >

この作品をシェア

pagetop