◇everlasting love◇
『瞬~!今日は彩羅を宜しくね!


この子あたしの宝物だからぁ!


啓太にまかしたら大変!!』


そう言って馬鹿笑いした。




『おお!それひどくねぇ!?

真由香はそうやっていつも俺の心

を泣かすんだ。。エーン!』笑



あたしも真由香も 瞬君もみんなで馬鹿笑いした。



『瞬君 さっき怖くなかった?!』



あたしは、あのおばあさんのことを聞いた。


『怖い??!』



『うん。だってあのぶつかった人 人相悪かったしっっ』



『怖くねぇよ。だってさ、悪いのあっちだぞ』


『謝るのが普通だろ?!怪我ないか心配するのが普通だろ?!』



『うんっ・・そうだね。。』


あたしはちょっと恥ずかしくなった・・



『俺さ。あーゆーのでーきれぇーなんだ!

だって、考えてみろよ。

みんな素直になれないとこってあるけど

強いものが弱いものに対して

気遣うの当たり前で

絶対いじめたりしちゃいけない!』



『男が女殴るのだって

大人が子供殴るのだって

絶対やっちゃいけないこと。


そーゆうの俺は許せない性格なんだよ~



後はチャランポランだけどね(笑 』






あたしは 瞬君の言うこと


真剣に聞いてた。




今の世の中 忘れてること


この人 ってすごくいいなって


心がドキッ!!って踊った。



そしてあのおばあさんの言葉を思い出す。




『。。お嬢さんあんた、彼氏にするならあ~ゆう子にしなね。』





< 21 / 107 >

この作品をシェア

pagetop