ろーるあうと!


「おはよ。目、覚めた?」

聞きなれない声に、顔を声を頼りに探す

白衣を着た人だった
ニコニコとしていて、少し、小太りのおじさん

「君、2日寝てたんだよ。家の階段から落ちたんだって。でも、無傷でよかったねー。こんなかいい顔に傷なんてもったいないからね。」

「階段?」
そんなドジをする訳が無い

ガララ
ドアがあくと、兄が入ってきた

「あ、目が覚めたのか!良かった!心配した。
楓生には、たくさんお仕置きしといたから、ごめんなぁ。止めれなくて。」
何故か悲しそうな顔をする兄

「私、どっか悪いの?」

兄は首を横に振った

「じゃ、なに? 」

私は眉間にしわを寄せた
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