ろーるあうと!
鏡をみて、悲鳴をあげたのはあれが最初で最後だろうな
「黒崎、ここの部署、大事だから覚えとけよ。」
先輩の声にハッとする
今は、新しい職場になれることが大事
先輩にあちこち連れていかれ、
あちこちの課に挨拶をして回った
パソコンに向かったのは
その日の午後を半分ほど回ったあとだ
弟に試作品の薬を騙されてのんだ日から
数ヶ月たち、戻らない体のために
両親と兄、怒られた弟、ミラが
私の本来の姿に戻るための薬を
作るために奔走している
私は、年をごまかし、前いた職場を無理やりやめて、
新しく試薬品会社に入社した
マイナス6歳でここまで顔が幼くなるだろーか
と、思う人もいるかもしれないが
結構違う
これから、私は、
いつ完成するかわからない薬のために
このごまかした年で
生きていかなければならくなった