君に会えてよかった

☆*:.｡. 偽名 .｡.:*☆

「おい、その武器なんだ？」
「えっと…竹刀ですが…」
「お前…舐めてるのか？魔物がいるだろうが…」
「お前も戦ったじゃねぇかよ…」

何故か喧嘩し始めた。

「俺はいいんだよ、お前は女だろ」
「私が男だろうと女だろうと関係ねぇーよ！！」
「良くねぇから！！」
「はぁ！？お前に関係ねぇだろ！！私が何をしても、親と兄弟なんか気にしないのにお前になにわかるだよ！！」
「！？お前…親と兄弟にいじめられてるのか？」
「…そうだよ…」

少女はそう呟いた。

「俺はスパーダ・ベルフォルマ。お前は？」
「私は…りょうか・イノセンス」

少女は偽名を使って言った。