艶麗な夜華
それ以上聞いていいのかわからず黙っていると、


恭也の方から続きを話し始める。



「お前の耳にも入れておこうと思っている。


だから今日、いつもの時間に店に来い」



「うん……わかった」



恭也がなにを話すのかなんてまったくわからなくて、


ただそれが、悪い話じゃない事を願った。
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