艶麗な夜華
「うるさい!この店の服が、


あたしの人格を変えたの!」



思いきり翔をにらみ付けると、


そこにお客さんが入ってきた。



「いらっしゃいませ!」



翔はすぐに笑顔に切り替え、


お客に愛想を振りまく。



ひとまず気を落ち着かせ店内を見て回るあたし。



「これ、なかなかいいですね!」



「ですよね!たぶんウチでしか買えないと思うんですよ!」



そんな会話が聞こえ、


客の服装を見てみる。



この店に馴染み過ぎだろ!!



個性の強過ぎる客の服装に唖然とする中、


なんと服が売れそうになる。

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