噂の壁ドン
「おはようございます。今日から働かせて頂きます。松本貴美です。」
「あなたが松本さんね。よろしくね。私
相楽ふみ。50歳、最年長のおばさんよ!
「私は、安田久美。30歳。独身。よろしくね」

優しい感じの人達。
奥にパティシエで経営者の人、
サブ的な人。

「あっ。どうも、店主の並木裕司、で
こいつが、サブの中田誠一郎。」
「お願いします。」「あー…。」
「誠一郎!愛想悪いなぁー!」
「ごめんね。こいつ女ギライでさ!
イケメンなんだから笑えば、客も増えるってもんなのにな〜。」
私は、ひきつり笑い。
それから、雑用をしながら
お店に立ち。ケーキの包装をお手伝い。
以前は、デパートの贈答コーナーに勤めていたからか、こうゆうのは、得意。
「貴美ちゃん上手いね。これからは、お願いしようかな!」
「私、大雑把だから苦手なのよ!」と
ふみさん。
初日だったけど、楽しかった。

「お先に失礼します。」
「ご苦労様。明日もよろしくね。」
並木さん。

「誠一郎さん、お先に。」
「あ…。」
なんだろう、私を気に入らないのかなぁ
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