秘密の氷牙君
嫌いになれないのは…
私の両親は、私が小学校3年生のとき
交通事故で他界しました。
その1年前、氷牙君もお母さんを病気でなくしていました。
1粒の涙も流すことのできなかった私に氷牙君は…
「うちに来いよ」
と言って、頭を撫でてくれました
1つしか年が違わないのに、とても大人に見えたのは、氷牙君が1番私の気持ちを理解してくれたからなのかもしれません
その時初めて、私はお父さんとお母さんが死んでしまったことに涙を流しました…
だから私は、氷牙君がどれだけわがままでも、意地悪でも、本当はとても優しいことを知ってしまっているから、嫌いにはなれないのです
交通事故で他界しました。
その1年前、氷牙君もお母さんを病気でなくしていました。
1粒の涙も流すことのできなかった私に氷牙君は…
「うちに来いよ」
と言って、頭を撫でてくれました
1つしか年が違わないのに、とても大人に見えたのは、氷牙君が1番私の気持ちを理解してくれたからなのかもしれません
その時初めて、私はお父さんとお母さんが死んでしまったことに涙を流しました…
だから私は、氷牙君がどれだけわがままでも、意地悪でも、本当はとても優しいことを知ってしまっているから、嫌いにはなれないのです