幼馴染みの距離。
「おはよ。愁」


幼馴染みの君に


僕はポツリとつぶやく




きっと聞こえないだろうな



期待なんてしていない




君はそんな僕に気づいてくれたようで笑って手を振ってくれる



そんな君の周りにはいつも女の子たちが群がっている。




同じ人間なのに




どうしてこんなにも違うんだろう




人気者な人間とそうではないものの違い





そう、君は僕とは違う





スポットライトを浴びた人間





ねぇ、こんな僕ですが





君のことを好きになってもいいですか?





両想いなんてならなくてもいいので





僕1人片思いのままでいいので






君のことを好きのままでいていいですか?
< 2 / 5 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop