狼×4+私=架空世界
「貧困層って一括りに言ってもさ、色んな人たちがいるじゃん?
普通の収入の人たちも貧困層だし、ホームレスだって貧困層って呼ばれてるでしょ?
俺とフウトは普通の収入の家だったんだけど、親も親で、まぁ世に言う無関心ってヤツ?
それだったんだよね。」
「本当に?…そう言えば、ハヤテは?」
「そう焦るなって!!後から話すよ!!
家は隣同士だったからさ。よく二人して外に放り出されてたんだよ。
それで知り合って。その内、自分家に帰んないでその辺歩き回って食べ物探して。
そこで、偶然倒れてる人がいてさ。それがハヤテ。
すごかったんだぜ?ガリガリで。今より肌が白…っていうか真っ青だったし。」
「それ大丈夫なの?」
「うん。いや、大丈夫ではないんだけど、
聞いたら引っ越ししてきたのはいいんだけど、外に放り出されて6日目だって言ってて。
急いで食べ物持ってきてさ…っていう話。
でさ、富裕層が通ったら頭下げなきゃいけないじゃん?
でも、ハヤテの食べ物集めてる時にすっかり忘れてて素通りしてさ。」
『貴様!!何をしておる!!』
『へっ?』
『坊ちゃんに頭を下げんか!!』
「ってな感じで。」
「怖~…そんなひどい怒り方されたの?」
「貧困層だから、まぁしょうがないよ!!
で、その坊ちゃんってのが…」
『いや、いいよ爺や。
この者も急いでいるんだ。行かせてやれ。』
「…マシューだったわけ。」
「え!?喋り方全然違うじゃん!!あのふざけた感じは!?」
「そりゃ、お坊ちゃんだから。そんな言葉使ったら怒られるよ。」
「あ、そっか。」
「で、ハヤテが回復した頃にマシューと遭遇したんだよね。
そしたら、意外なことにさ…」
普通の収入の人たちも貧困層だし、ホームレスだって貧困層って呼ばれてるでしょ?
俺とフウトは普通の収入の家だったんだけど、親も親で、まぁ世に言う無関心ってヤツ?
それだったんだよね。」
「本当に?…そう言えば、ハヤテは?」
「そう焦るなって!!後から話すよ!!
家は隣同士だったからさ。よく二人して外に放り出されてたんだよ。
それで知り合って。その内、自分家に帰んないでその辺歩き回って食べ物探して。
そこで、偶然倒れてる人がいてさ。それがハヤテ。
すごかったんだぜ?ガリガリで。今より肌が白…っていうか真っ青だったし。」
「それ大丈夫なの?」
「うん。いや、大丈夫ではないんだけど、
聞いたら引っ越ししてきたのはいいんだけど、外に放り出されて6日目だって言ってて。
急いで食べ物持ってきてさ…っていう話。
でさ、富裕層が通ったら頭下げなきゃいけないじゃん?
でも、ハヤテの食べ物集めてる時にすっかり忘れてて素通りしてさ。」
『貴様!!何をしておる!!』
『へっ?』
『坊ちゃんに頭を下げんか!!』
「ってな感じで。」
「怖~…そんなひどい怒り方されたの?」
「貧困層だから、まぁしょうがないよ!!
で、その坊ちゃんってのが…」
『いや、いいよ爺や。
この者も急いでいるんだ。行かせてやれ。』
「…マシューだったわけ。」
「え!?喋り方全然違うじゃん!!あのふざけた感じは!?」
「そりゃ、お坊ちゃんだから。そんな言葉使ったら怒られるよ。」
「あ、そっか。」
「で、ハヤテが回復した頃にマシューと遭遇したんだよね。
そしたら、意外なことにさ…」