狼×4+私=架空世界
「今日は、話があってきた。」


マシューは私にそう告げた。

話の内容は、なんとなく想像がつく気がする。


「昨日はごめん。

弱ってるのにつけこんで、あんなことして。」

「ううん…別に気にしてないよ。」

「ごめん。本当に悪かった。」


マシューが地面につくくらい、頭を下げる。

別に、そこまでしなくてもいいのに。


「もう一つ話がある。」



マシューがばつが悪そうに、顔を上げる。

その顔が妙に笑えて、思わず吹き出してしまった。

びっくりした顔で私を見るマシュー。


「ふふっ……あはははっ!!マシュー、変な顔!!」

「えぇー!!そんなひどい顔してた?」

「うんっ!!すっごく!!」


「ユイが、好きだ。

付き合って下さい。」
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