狼×4+私=架空世界
腕に刺さっている針を勢いよく引き抜く。

気味の悪い色をした点滴の液体が自分に注がれていたということに悪寒がした。

隣のベッドには、見慣れた顔。



眉間に皺を寄せた顔


水谷楓斗。



短めの明るい茶髪


月島攻詞榴。



黒縁眼鏡で頭脳系に見える


浅間秀。



病弱かと思うくらい色白の


科野疾風。




彼らの用意した舞台で踊らされた役者たちが全員そろっていた。
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