再会

「...さん...次桜さん起きてください」

「...ん...あれ?...来香ちゃん?」

「次桜さんすごく酔っ払ってたんで
家近い私が送ったんですけど
肝心な次桜さんの家がわからなくて...」

「あ、思い出した!
ほんとごめん...」


次桜さんはすごく申し訳なさそうな顔をして誤ってくれた

今日会ったばかりなのに何故かすごく安心する雰囲気を持っている彼


「今日このまま泊まってっちゃいますか?ゲストルームもありますし」

「来香ちゃんが迷惑じゃなければ...
ちょっと帰るのしんどいし」

「じゃあちょっと準備してきますね」


昨日まであこがれだった人がうちに
泊まるとかもう...

したくが終わりリビングに戻ると
少年のような寝顔で眠っている
次桜さんがいた

このまま起こしてしまうのは
可哀想なので軽く何か作ろう


「来香ちゃん俺また寝ちゃったみたいで」


キッチンで簡単な料理をしていると
次桜さんが起きてきた


「大丈夫ですよ
あまりにも気持ちよさそうに寝てたんで
起こせなかったんですよ」

「ほんと何から何までごめんね」

「そんな顔しないでくださいよ
よかったらこれ食べてください」

「凄い!美味しそう、いただきます」


美味しそうに私の料理を食べてくれる
次桜さんを見ていたらその笑顔を
ずっと見ていたいと思った


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