再会

「次桜さん次の現場まであまり時間ないですけど、どうされますか?」

「んーじゃあ一回帰ろうかな
シャワー浴びて着替えたいし」

「わかりました

お見送りは...しないほうがいいですよね」

「ごめんねありがとう
その気持ちだけもらっとくね」

「いえ、じゃあまた数時間後に」

「お世話になりました
じゃあまた後で」


次桜さんは私のマンションを出て
自宅へと向かった

わたしもちょっと寝てから
また現場に出ようと思って
シャワーを浴びてベットへともぐった。


...数時間後


「おはようございます」

「来香ちゃんおはよう」

「昨日は次桜まかせちゃってごめんね」

「...あ、いえ大丈夫ですよ」


朝が早い拓郎さんがもう既に来ていて
そんな話をしていると


「おはよ」


眠そうな目をこすりながら次桜さんが
スタジオへと入ってきた


「次桜昨日来香ちゃんに迷惑かけなかったか?」

「大丈夫だよ晃くんじゃないんだから」

「誰が俺じゃないって?」

「晃さんおはようございます」

「晃くんおはよう
俺はは晃くんみたくすぐに女の子に手をださないってこと」

「なっ、俺だって誰にでも手を出すわけじゃないんだぞ」


そんな二人のやり取りを見ていたら
まだ二日目なのにすごく親近感が
沸いてきた

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