NEVER

「なんだよ、結局 ついてくんのかよ。」

陽翔先輩は、前を向いたまま 階段を登りながら、そう言った。

「え、あぁ、迷惑なら 教室に行きますよ⁇

けれど、正直 授業なんて 面倒なので サボれるなら、サボりたいんですよね。

本音。」

私は、嫌味っぽく聞こえた陽翔先輩の問いに大人の回答⁇をした。
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