NEVER

「赤髪の人って、僕のこと⁇」

私は、頭を縦にふった。

陽翔先輩がため息をついて、

「名前で呼んでやれよ。」

というけれど……

「名前、知らないんですもん。」

だって、まだ聞いてないんだもん。
仕方ない、仕方ない。

「俺たちの名前も知らないのか⁇」

おっと、金髪の人が珍しく話した‼︎
ちょっと、嬉しいかも……笑

「知らない……です。」
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