NEVER
「ま、大丈夫だろ。
陽翔も手加減くらいはすると思うぞ。」
そうかな⁇
私にはそうは見えなかったけど……。
でも、私よりも長い間 陽翔先輩の仲のいい亮哉先輩がそういうんだからそうなのかな⁇
「梨那さんが、心配することはないです。」
凪兎先輩が、私の名前を呼んでくれた……‼︎
その喜びと共に、屋上で陽向君以外を不快にさせたことを思い出して
「あの……さっきは、ごめんなさい‼︎」
と頭を下げて謝った。