桃の花
「3時間どっかで時間潰せる?今休憩終わったとこやし。」
だるそうな声で貴康に聞く。

「ええよ。どっか行ってるし終わったらかけてなぁ!」
だるそうな愛に気づいていないのか、嬉しそうに答える貴康。

香苗は2人の様子をカウンターから眺めていた。
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