桃の花
「いらっしゃいませ〜ようこそ!」
満面の営業スマイルで店に戻った愛は、店内の1ヶ所を見ていた。

次第に笑顔が消えてゆく。

「どした〜?」
一緒に戻った香苗がふと視線の先を見ると、そこにはプリクラでしか見たことのなかった貴康がいた。
< 8 / 41 >

この作品をシェア

pagetop