雪恋~幼なじみとのクリスマス~
言いたいこともお互い言えるようになって、幼なじみの関係が恋人に変わった。

とは言っても、結構掛かったけどね。



「美味しいお店、見つけたんだけど行く?」

「行くー!」

去年は私に押しつけていたクリスマスの計画。
今年は拓海が調べてくれて、とっておきのお店に連れて行ってくれる。


「やっぱ、人多いなー。」

入れるのかな?


「何してんの?入るぞ。」

「えっ?だって、めっちゃ並んでるよ。」

「こういう時のために予約しておいたから。」


おぉ!!さすが!
ナイス!!


「拓海、やるじゃん。」

「まぁな。」

いつも予約なしに行ってたのに。
何に関しても突然で。

今日の拓海はいつもと違う。



「どうした?」



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