雪恋~幼なじみとのクリスマス~
大学が違って、見えないところで何してるんだろうって。
高校の時もクラス違ってたから、分からないこともあったけど。

今回は違う。

バイトもしてるから、余計に不安なの。



会うたびに、好きになってく。
前はこんなことなかったのに。




料理が運ばれてきて、
私は緊張しながらも、ナイフとフォークを持ち、一口、口に入れた。


上品な味で、美味しい。


めったに食べれないから、味わって食べよう。


「ホント、雪美って食べる時いつも幸せそうだよな。」

「美味しいもん。」

「よかった。友達にも伝えとくよ。」

「その友達って今も働いてるの?」

「今日は何とか休みとってるよ。彼女が休めってうるさかったんだって。」


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