【短編】甘い嘘
2週間ぶりのこの温もり。


私は修也にこうして抱きしめられている時が大好きなの。


ふと上を向くと、小さく笑う修也。






「元気だったか?」


「うん、元気だよっ!」


「そか、なら安心だ。」




修也はそのまま私に顔を近づけて、おでこに小さなキスを落とした。


久しぶりに会って、いきなりキスされるなんて・・・ちょっと照れる。





私は頬に熱が集まるのが自分でもわかった。
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