殺人鬼ピエロ
きゃーーーーー!!!!
女子の悲鳴に耳を塞いだ。
なにがあったんだと少し顔を出し窓から見たら、首がなく手や足が曲がるはずのない方向に曲がっていた死体だった。
女子の悲鳴が耳に入らないほど、
私は震えが止まらなかった。
お兄ちゃんが殺された時と同じ格好だ。
怖くて怖くて私はそこにうずくまって
しまった。
必ず死体の上には赤い洋服を着た人形が置いてある。
その人形の胸部には、殺された人の心臓が入っている。
いつのまにか時間が経ち、警察が来ていた。
事情聴取されてる友達を見て私は怖くて逃げ出した。
ふらふらになりながらゆっくり歩いていったら、男性が走ってきた。
ぶつかってしまったが謝るスキもなく
男性は行ってしまった。
カシャーン!!
何かを落としていなくなった。
錆びててよくわからない。
鍵?私は見た瞬間震えが止まらなかった。