視線の先にはいつも君



「とにかくちゃんと話しなよ?俺はそろそろ帰るからさ」



なんて言って鞄を持つ楢橋君。





あれ、そういえば。


「楢橋君、委員会やってたの?」




私が知ってる限り、楢橋は委員会やってないはずなんだけど…。



って、私はストーカーか。





「あ、いや。俺は委員会入ってないよ。ちょっと人を待っててね」


「人?」




楢橋君の言葉に、首を傾げた。



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