視線の先にはいつも君



アハハ、なんて笑ってると頭に何か重い物が乗った気がした。





「誰がサッカーバカだって?」


上から聞こえてくる聞き慣れた声。





「あれー。拓人さん聞こえてましたー?」


「バッチリな」




その重い物の正体は拓人の腕。





拓人の身長は175cmくらいで、私は150ギリいかないくらい。



肘置きにちょうどいいとかでよく置かれるから声を聞かなくてもすぐわかった。




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