視線の先にはいつも君




「全く…。原田君行動するのが遅いんだから」


「え、なんのこと?」



鈴菜が呟いた言葉に、聞き返す。





「だーかーら!原田君ってば告白するまでにどんだけ時間かけてんのってこと!」



え、それって…。



「鈴菜!知ってたの !?」





本日2度目の驚きだ。





「だって原田君、わかりやすいじゃん」


「いやいや、どこが?」



< 48 / 83 >

この作品をシェア

pagetop