らぶ・すいっち
 万年筆ならもっと違うものをと内心は思ったのだが、京が「これがずっと欲しかった!」なんて可愛い顔して、どの色がいいのか真剣に悩んでいるのを見てどうしてもこの万年筆をプレゼントしたくなった。
 その気持ちを彼女に伝えたのだが、京は首を勢いよく横に振った。



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