桜龍の奴等

「桜龍の参上だ。」

彰の静かなる声で喧嘩が始まった。

結果は圧勝。
人数で遥かに負けている桜龍の圧勝。

桜龍の3人は、肩で息をしながらも スポーツ後の清々しさを感じていた。

「全く、爽は……」

翔太が呆れたように爽を介抱した。

爽は疲れ切っていて、言葉も出ない。

「あり……が……と。」

それだけをいうと、爽は寝てしまった。

「可愛い奴だ。」

翔太は爽の頭を撫でた。
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